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鶴亀も千歳の後は知らなくに 

 店舗営業は本日より1/7(月)まで年末年始休業とさせて頂いております。
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 今年最後のコーディネートをしてみました。
 着物は、新年を迎えるにあたりまして^^とってもおめでたい「宝亀」の江戸小紋です。
 小さな亀、大きな亀がぎっしり詰まってヨクヨク見るととても可愛い文様です。
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 この亀は「蓑亀(ミノガメ)と呼ばれ、甲羅に藻がたくさん生えたり藻が尻尾のようになった亀は背中に蓑を羽織っているように見えることからそう呼ばれます。亀がそんな様子を見せるのは大変貴重で、古来から蓑亀は、まさに長生きの象徴!長寿の証としてとっても珍重されます。

 あわせた帯は、正倉院唐花文様のとっても美しい鮮やかな色調の染め帯です。
 唐草は生命力が強くどこまでも蔓を伸ばしていく様子から、こちらもまた、事業繁栄、子孫繁栄、長寿を願う縁起の良い文様です。
 古典的な文様ですが、地色を鮮やかな水色と可愛いクリーム色の2色で染め分けして、銀色の蔓がのびのびと描かれる大変モダンな美しさを放つ染め帯です。
 ※ウェブサイトでもご紹介しています→http://www.someichie-shop.jp/SHOP/obi_n036.html

 当店で人気の可愛らしくてシックな絞りの帯揚げをあわせてみました。
 うん^^これでお正月を迎えられたら、なんてステキ~☆

 ※宝亀文様はこちらで→http://www.someichie.jp/SHOP/OR12053.html

 ところで、今年はもう残すところ後3日でございます。
 古くは、歳を重ねるのは誕生日ではなくてお正月!元旦にに一つ歳を重ねるということで、子どもの頃に、おせちの中の数の子は「数をもらう」という意味もあるのだと耳にしたことがありますが・・・^^? あれ??いやいや、もうこれ以上、その数は頂きたくはございませぬ~なんて方も多いかもしれません^^;

 「ひととせははかなき夢のここちして・・・」とも歌に詠まれるごときに、本当にあっという間、右見て左見て前を向く暇もなく一年が過ぎてしまいます(汗; こんなに猛スピードで年を(歳を^^?)重ねると、ふとこの先はどうなってしまうのかと不安にもなりますが・・・

 「鶴亀も千歳の後は知らなくに 飽かぬ心に任せ果ててむ」(在原滋春)

 (鶴亀も千歳の後はわからないから、飽き足りぬ心に任せて果てましょう)

 今年もまもなく年が暮れますが、人の心というのは何事にも決して満足するものではありませんで、色んな無念を山積みにして、また新しい年の幕を開けねばならぬのですね。
 でも、だからといって、だからこそ、急いだり、無理を押したりすることなく、新しい年の訪れをゆっくりお迎えいたしましょう。 千歳の後には、いつしか、無念も残念も、宝の山となりませう。。。^^v

 (補足:鶴は女性、亀は男性、男女の仲も千歳の後は知らなくに・・・とも詠んでいます。へへっ^^)


 店長の仕事納めは明日^^;
 年内のこの日記もあと一日となりました。
 よろしければまた明日、お付き合いくださいましたら嬉しいです。



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年末年始休業 12/28(金)~1/7(月)

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by someichie-tencho | 2012-12-28 14:46 | コーディネート

きもの・江戸小紋「染一会」店主日記です。 ※こちらでご紹介の商品は店内で取り扱っておりますが掲載日時の古いものは在庫切れとなっている場合もあります。お問い合わせください。


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