この世は万華鏡のようでありんす…

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 今日のコーディネートは、「勝海舟更紗」というユニークな名前の染め帯です。
 京都の「多ち花」謹製の染め名古屋帯です。
 両サイドの無地ボカシ染めがかっこよくて、中の更紗文様は愛らしくて素敵です。
 まさに粋で可愛い染め帯です。
 レモン色の江戸小紋にも春らしくとっても良く似合います!!

 しかし「勝海舟更紗」とは^^?
 どうしてそのようなネーミングなのか定かではないので、今日はまた店長の勝手な憶測、つれづれなるお話です^^; お暇でしたら・・・ちょっとだけお付き合いくださいませ^^

 幕末の頃に登場した高級おもちゃとされる「万華鏡」。
 万華鏡は日本の伝統工芸と思っていらっしゃるかもしれませんが、これは欧米からもたらされたものです。現存する日本最古の万華鏡は幕末のもの。当時は「更紗眼鏡」と呼ばれていたそうです。竹筒の中に3面の鏡をはり色ガラスのかけらが入っているのだそうで、その竹筒の胴に更紗の布が張ってあるそうで、だから^^「更紗眼鏡」^^?

 そういえばドラマ「仁(JIN)」では、遊女の野風(のかぜ)がいつも「更紗眼鏡」(万華鏡)を覗いていました。
 ドラマ「仁」とは、脳外科医の仁先生が幕末にタイムスリップして江戸の町で革新的な技術を持つ医師として活躍するお話。タイムスリップした江戸では坂本龍馬はじめ多くの幕末の剣士たちとの友情を育みそして、現代で助けられなかった恋人にうり二つの遊女「野風」とも知り合いお話が展開するのですが・・・その野風さん、坂本龍馬の求愛を袖に遊女の身でありながらも仁を慕うのですが、仁先生は野風こそ恋人の先祖であると考え、硬派な男前として接し続けるわけで・・・

 ともかく、その話は長くなりますので、ご興味がありましたらまたそのうちにして^^;

 その野風さん、いつも更紗眼鏡(万華鏡)を覗いています。
 そして、こんなことを呟いていました^^

 「世というものは万華鏡のようなものではないかと・・思うことがありんす。
 人という玉が筒の中に入れられており、誰かの手がそれをまわすのでありんす。ほんの少し回すだけで隣り合う玉が変わり、すると現れる模様もガラリと変わる。浮き世の面白さでありんすよ・・」

 幕末という時代は、日本が大きな大きな変革に見舞われる時代。
 日本という小さな鏡の世界は、長きにわたり誰も外からまわす者はなく、形を変える必要もありませんでした。しかしそれが、ペルーの来航により静かな世界は急激に回り始めて新しい形を求め始める。。。
 勝海舟とは、その幕末の時代を幕臣として生きた人。回る世界の中でも大局を見つめ若き志士たちを育ていきます。そして新しい世の新しい模様を模索し続けていたのです。

 まさに野風さんのいう、更紗眼鏡(万華鏡)の模様がガラリと変わる時・・・
 そんな風に考えると、ちょっと 久しぶりに万華鏡をのぞいてみたくなりませんか^^?

 本当に、この世は万華鏡のようなの・・・

 するとそれを聞いた坂本龍馬、こう答えます(あっもちろんドラマでのお話ですよ^^)

 「・・・目に見える模様は違えど、実は中にある玉は決して変わらんちゅうに・・・」




 勝海舟更紗の染め帯、ウェブショップではこちらでご紹介いたしました
 →http://www.someichie-shop.jp/SHOP/obi_n_kaishu.html 


 明日の水曜日は定休日でありんす。。^^
 気温が上がったり下がったりの毎日ですが、どうかどちら様もお風邪にも花粉にもお気をつけて、週の半ばをお元気でお過ごしくだされますよう^^v


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by someichie-tencho | 2013-03-12 19:24 | コーディネート

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