トンボのめがねは水色めがね^^?

※お店では、「夏のコーディネート祭り」を開催中です。
 詳細はこちらに→http://www.someichie.jp/hpgen/HPB/entries/119.html

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 本日ご紹介致しますのは、夏の絽、涼やかな附下げ小紋「蜻蛉」(大野信幸作)です。
 蜻蛉とはトンボ^^江戸小紋では古くから親しまれた可愛らしい文様です。
 裾と袖下を共濃に染めて附下風に仕上がっていますが、清涼感たっぷりの夏帯をあわせて、気軽でお洒落な附下げ小紋として、お食事会や観劇に幅広くご利用いただけます。
 
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 「とんぼ」は漢字では「蜻蛉」と書かれ、古来は、「あきつ」や「あきづ」、「かげろう」や「せいれい」等と読まれました。「秋津(あきつ、あきづ)は」「秋に多くいづる」が略されたものといわれています。
 また古代、蜻蛉は実りをもたらす田の聖霊と考えられ、収穫前の田んぼに飛び交うのは「五穀豊穣」の印とされていました^^v
 
 そして^^万葉集では、この国のことを「蜻蛉島(あきつしま)」と詠んでいます。

 「大和には 郡山(むらやま)あれど とりよろふ 天の香具山(かぐやま) 登り立ち 国見(くにみ)をすれば 国原は 煙り立つ立つ 海原は 鷗(かまめ)立つ立つ うまし国そ 蜻蛉島(あきづしま) 大和の国は・・・」(舒明(じょめい)天皇)

 大和には多くの山があるけれど、とりわけ立派な天の香具山に登って大和の国を見渡せば、国原からはご飯を炊く煙があちこちから立ち上っているし、水原には水鳥たちがたくさん飛び交っているよ。本当に美しい国だ!この蜻蛉島、大和の国は^^v という意味です。

 この歌は、時の天皇が、大和の国がそんな豊かな国であるようにとの祈りをも込めて詠んだ歌とされています。万葉の頃、この国の豊かさとは、水田耕作からもたらされる実りの豊かさ。秋の収穫の季節、豊かな実りの象徴とされる蜻蛉(トンボ)こそこの国の名前にふさわしい^^ということかもしれません。

 しかし、それから幾つもの時代を超えて今、「この国の豊かさとは何か」
 私たちは、そんなことを何度も何度も考えさせられる時代に生まれています。
 だからこそ、時に、そんな古の人々の祈りに心を寄せてみることも、たまには必要かもしれませんね^^

 ここ表参道でトンボに出会うのは稀なことでございますが、皆さまのお住まいのところではいかがでしょうか?トンボに出会えるのは嬉しい豊かさの印!夏の夕暮れに、ぜひ透き通る羽根、カワイイ目をしたトンボさんに、今年もたくさん会えますように^^v


 写真のお着物はしばらくお店で展示販売中です。
 あわせた帯はこちら→http://www.someichie-shop.jp/SHOP/obi_n_hayase.html 

 夏のお仕立代がお得な、「夏のコーディネート祭り」 は今週末までです
 明日もお天気が持ちそうですので、お時間がありましたらぜひお出かけ下さいませ。


 ※「お客様おあつらえ写真集」では、単衣の季節の最後を飾る^^
   単衣の江戸小紋~人気の角通しでしなやかに!Y様の素敵お誂えをご紹介しています。

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by someichie-tencho | 2013-06-27 20:50 | コーディネート

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