カテゴリ:山レポ( 34 )

360度ぐるりアルプス!~入笠山

 2017年の営業が静かにスタートいたしました。
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 年始のお休み中に仕入れをいたしました新作たちは、そろりそろりと到着を始めますが、ピカピカの新作たちの揃い踏みを待ちながら・・・本日は、またっ!でスミマセン(^^;

 年始のお休みを利用して、またまた山と温泉に行ってまいりました!時々、店長さんのブログに触発されて山歩きを始めました!なんてお声もチラホラお聞きするようになり、ちょっと嬉しいこの頃ですo(^▽^)o

 2017年最初の富士山です!

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 今回歩きました山は、ヘッポコ店主コンビ、山歩きを始めてかれこれ5年近くとなりますが、始めて以来初!と言えるほど、びっくり楽チン登山となりました(^_^)

 南アルプス入笠山(にゅうかさやま)1955mです。
 サクっと行けてしまうのに、山頂からは北アルプス・八ヶ岳連峰・富士山・南アルプス・中央アルプス、360度ぐるりと絶景が楽しめるという素晴らしい場所なのです(*^_^*)

 ホントは冬季の入笠山はスノーシュー天国の山!のハズなのに・・・まだ雪がない!ということで、軽アイゼンあればOK!との情報を得、気持ちを切り替えて、お散歩気分で参りましょ!
 歩いたコースはこちら(^-^)
 あまりに短いのでゆっくり行くよ♪ Let' Go!!
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 なんたって、まずはゴンドラ!ここは富士見パノラマスキー場でもあり、ゴンドラ乗客の多くはスキーヤーですが、ご一緒に失礼して、標高1780mまでちゃっかり到達です。

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 ゴンドラ降りるとスキーヤーさんは格好良く下へスイスイですが私たちは上へ!程なくして、入笠山トレッキングの醍醐味でもある「入笠湿原」に差し掛かります。ホントは一面の雪景色のハズでした(ーー;)だからホントはスノーシューやヒップソリで遊びまくるハズでした・・・が、残念ながら木道散歩となりました(´∀`)

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 とはいえ、ちょこっと遊ぼ!

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 湿原を過ぎると、「マナスル山荘」という山小屋があります。「マナスル」?マナスルとはヒマラヤ山脈標高8163mの精霊の山。どうやら日本の登山隊がマナスルに初登頂したのが1955年、入笠山の標高も1955ということで、あやかって名付けられたそうですが・・・実は御飯が美味しい!焼きたてパンとかビーフシチューとかスゴイです。まずは、山の定番カレーライスだけど、お正月食べ過ぎだからご飯少なめお願いします!
 なんかお洒落~!

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 ここから、いよいよ登山道へ!

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 眩しい日差しは雪に反射して、日焼けしそう。

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 でも、流れる水は凍り真冬なんだって思い知ります。

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 ちょこっと急坂。

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 昨年末以来雪が降っていないそうで、結晶に。

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 なんと、あと15分で登頂してしまうらしい・・・と。
 ゆっくり行こうよ!!

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 でも、カレーライスを消化する間もなく・・・
 登頂ー-ですo(^▽^)o
 山頂、雪なし!新年の空は真っ青!

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 そして、入笠山ならではの大展望です。
 何しろ360度!

 まずは、北アルプスと諏訪湖!
 北アルプス、いっぱい行きたい山だらけ(^-^)
 
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 右回りで、八ヶ岳連峰!

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 あっスミマセン(^^;
 もとい、八ヶ岳連峰です。

 ここも雪少なめ?
 一昨年は北八ヶ岳で雪にまみれたのでした(>_<)

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 そして、箱根~奥秩父~富士山!
 金時山も駒ケ岳も大菩薩嶺も歩いたよね~。

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 富士山~南アルプス!
 富士山に行かないのはうんと若い時にヘッポコそれぞれに登頂体験したからで、以来、富士山は登るよりも見る派になりまして・・、でも、いつか今度は一緒に、行きますかね?

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 ツンと尖った北岳には夏休みに登頂しましたね(^-^)

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 雲海~中央アルプス。
 木曽駒ケ岳でテント泊したのはついこの間(o^^o)

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 なんて思い出話をしながら、自撮りに挑戦してみました!ヘッポコ山コンビです(>_<)

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 360度をグルグルと何周も眺めながらアルプスの絶景と高い高い青空を堪能し、さっ、下山!湿原の雪はうっすらと・・・。

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 ホントは雪山では、ふかふかの雪布団に寝転んでみるのが恒例なのに今回は、せんべい布団になっちゃいました。痛っ(ーー;)
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 でも見上げると、お月様・・・ちょっと得した気分。
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 下山もあっという間でしたが、雪山天国とはまいりませんでしたが、久しぶりの山歩きはお天気に恵まれて、広い広いお空と、冬のひんやりとした美味しい空気をめいっぱい堪能いたしました。

 この日は蓼科高原の温泉宿でほっこりとお泊りいたしましたら、翌朝、温泉宿近くにこんな場所が・・・

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 歩き足りないので歩いてみました。
 おっ、なかなかイイ感じ!

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 そして、こんな格好で行っていいのかどうだか、おそるおそる、諏訪大社も参拝!

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 あっ、御柱!

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 おっ、お~っ!!

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 帰路は、茅野駅からあずさで新宿へ向かいます。しかしその前に、以前に八ヶ岳の帰り道にも気になっていたのですが、茅野駅の駅そば屋さん「白樺」がとても美味しいのだそうです。このあたりの駅そばは、そんじょそこらの駅そばとは違うのだ!そう小耳にはさんでいましたので、どうしても食べたい!ということで、山菜そば立ち食い。うん、なるほど美味いです!リピーターになりそっ(^^;

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 茅野駅を出発しましたら、ほどなくして雪が降ってまいりました。この日の夜から寒波到来となりまして、雪山シーズンは、いよいよこれからですネ(*^^*)

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 新年しょっぱなから、またまたの「山レポ」に長々とお付き合いくださり誠にすみません。ありがとうございます。

 それにしても店長さん
 山登りの何が楽しいのですか?
 そんなご質問を受けるととっても困るのですが・・・

 まずは、まっとにかく行ってみて下さいよ!
 行ってみないとわからないから..
 とお答えするしかなくて、スミマセン(^^;

 どこまでも果てしなく拡がる空の下、季節の草花の香り、鳥や虫の鳴き声に耳を澄まし、時にはツンとする雪の匂いを感じ、ひたすら前へと足を運ぶ、木の葉を揺らす風は優しかったり、風雪はとてつもなく厳しかったり・・・

 そんな中に身を置くと、自分が何者かなんてどうでも良いことで、むしろこの全ての、ほんの一瞬の、ほんの一部にさえも過ぎず、この景色は私が居ても居なくても、この先もずっといつも変わることはないのだろう。優しく心地よく感じる時も、厳しくて泣きそうな時も、変わらず山は山。なのに、いつも不思議な充実感で満たしてくれる山。

 そんなとりとめもないことを、ヘッポコ相棒と話しながら、ひたすらに歩く、たとえ登頂できない時も、荒天にみまわれる時も、素晴らしい絶景に恵まれる時も、どんな時もそれは、何にも代え難い心地よい体験です。

 そんなこんなで今年もまた、山も人生も、のんびりゆっくりと歩いて行けたらな、と思います。
 時々ですが、ヘッポコな山レポにもまたお付き合い下さいましたら嬉しいです。

 ということで、今回もリセット完了!
 さっ、今度はどこの山、行きましょうか!?
 雪山リベンジ!?かな(^^;

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 お店には、いよいよ、この春の新作がゾクゾク入荷の予定です。明日からは、素敵な新作やコーディネートなど、また楽しくご紹介をしてまいりますので、どうぞ本年ものんびりとお付き合い下さいませ。

 どうぞよろしくお願いいたします。



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1/24(火)~1/28(土)
新春新作展



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by someichie-tencho | 2017-01-11 17:05 | 山レポ

明けない夜はない~秋の木曽駒ケ岳(二日目)

 10月体育の日の朝は、木曽駒ケ岳山頂直下のテント場にて夜明けを迎えました!

 そんなことですみません(^^;本日も引き続き、山レポ2日目レポートでございます。本日は3000mの高地から望む神秘的な夜明けのショー、ちょこっとだけお付き合い下さいましたら嬉しいです(^-^)

 ※一日目「標高2900mに新居をつくる~木曽駒ケ岳」レポートはhttp://somesan.exblog.jp/26270270/

 初めてのテント泊は、何しろ強風がお家を揺らすので、時々目が覚めながらも熟睡。スマホのアラームを4時半に設定していたのは、ホントは山頂からご来光を・・と計画していたせいですが、な、なんと、またヘッポコ相棒、めちゃくちゃ寒いよ、無理だよと起きる気配なく、結局眠気も手伝って、日の出ギリギリまでヌクヌクと眠りにつくことに(^^;

 しかし、周りから話し声が聞こえてきて、いよいよ皆んなが楽しみにしていた絶景ショーが始まる模様。

 朝5時半すぎ。
 テントのお家の玄関ジッパーを開くと、東の空が見たこともない美しい色に染まり始めていました。

 もうすぐ、陽が昇る。
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 よそのお家にも明かりが灯りはじめ
 雲海の中にそびえる南アルプス甲斐駒ケ岳、山の頭上が赤く染まり始めました。
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 すごい、すごいです!!いよいよ、甲斐駒ケ岳と仙丈ヶ岳の間から朝日が昇る。
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 寒さに震えるテント場ですが、皆んなお外に出て、そして不思議なぐらい無言で眺めるご来光。
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 お空の色が変わってきました。
 今日の朝が来るのです。
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 とっても不思議なことに、というか分かってはいることですが、昨夜は全く逆、真後ろの方角の雲の海に沈んだ太陽でした。なのに、今朝はこっちから昇るんだ・・・。テントのお家でスヤスヤ眠りについている間に、地球はきっちり180度回転したのです(°ω° )
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 この地面は、実は丸くて、しかも回ってるなんて、教わってはいたことですが、改めて深い実感で満たされます。
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 そして、この太陽は、昨日と同じ太陽。絶対に私たちを見捨てることなく、夜を明けてくれる太陽です。
 おはようお日様!今日も一日どうぞよろしくお願いします(^O^)/
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 木曽駒ケ岳から見える雲海の先には、八ヶ岳連峰に南アルプスの山々が見渡せます。やっぱりこの雲の海に橋をかけてくれれば、きっと私は歩くのだろう。
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 モフモフの雲海は何とも気持ちよさそうで、ダイブしたい衝動にかられます(^^; 穏やかなこの雲の海の下に日々の暮らしがあるのかと思うと、ちょっぴり溜息、なんだか懐かしい感じがします。
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 太陽が雲海を照らす頃、テント場の皆んなも活動開始です。
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 今日の青空は最高の青で、素敵な秋の一日のはじまり!誰にお礼を言ったら良いのかわからないけど、やっぱり太陽に、ありがとう!!
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 絶景ショーが終わり、美しい青空に覆われた頃には、お腹すいた!なので、朝ごはんは中華がゆにお湯を注いで、ほっこり頂きました。

 そして、お家の回収です。建てるのに苦労した割にはあっという間にお家は小さな袋の中に収納されて、何しろ「どこでも別荘」、また次の山で立派に立てられる日を楽しみに。

 お世話になったご近所さんには何度も何度もお礼をして、お別れのご挨拶はいつもの合言葉、「またどこかの山で会いましょう~」(o^^o)

 駒ケ岳頂上山荘テント場を後にして中岳を超える頃、昨日はガスで見えなかったあの山、御嶽山が姿をみせてくれました。2年前の惨事に想いを馳せると胸がツ~ンと痛くなり・・・合掌。
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 中岳頂上からは、富士山3775m、北岳3193m、間ノ岳3190m、、トップスリーがそろい踏みです。
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 せっかくなので富士山にズーム!
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 とっても快適に、あっという間に千畳敷カールに戻ってまいりましたが、お天気に恵まれた体育の日はとてもたくさんの方が登ってこられていました。
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 千畳敷カールは、紅葉こそ終わってしまっていましたが、本当に来てよかった!また夏のお花畑に、はたまた白銀の千畳敷に、いつかぜひ戻って来たいです。

 今回は、初別荘、いやもとい、初テントにてサバイバルな体験をさせて頂き、小さな成長を果たせた気分です。

 そして、“ちょっぴり宇宙に近づいた”そんな実感をシミジミと味わった山業となりました。

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 なぜ山に登るの?に、素敵な回答はわかりませんが・・・
 
 私たちの乗る丸い地球の舟は、広い広い宇宙の一部なんだってこと、大きな大きなスケールで思い知らせてくれて、そして小さなことで疲れてしまう頼りない心を癒してくれる、どんなことにも代え難い素敵な体験でした。

 帰りはもちろん日帰り温泉、木曽駒ケ岳下山後は「こまくさの湯」、ここ最高!
 帰りの中央道では大渋滞に泣かされましたが、とっても気分は爽快、素敵なお休みに感謝です。

 さっ、さてさて、次はどこの山で、どんな出会いが待ってるかな、楽しみです(^-^)

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 2日にわたり長々とお付き合いを下さり誠にありがとうございます。

 いよいよ気持ちの良い季節になりました。
 どちら様も、どうぞ素敵な秋をお過ごし下さいますように!

 明日も元気にお店番をしております。もちろんお着物で(^^;v
 お近くにお越しの際は、ぜひお会いできますのを楽しみにお待ちしております(^-^)



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by someichie-tencho | 2016-10-13 18:57 | 山レポ

標高2900mに新居をつくる!~秋の木曽駒ケ岳(一日目)

 今日はとっても気持ちの良いお天気でした。いかがお過ごしでしょうか?
 実は先日、また、またまた山に行きました!
 このところ、お客様やお取引様からも「私も山に行くよ!」なんてお話を耳にすることも多くて、今日は槍ヶ岳にも登頂されたって素敵なお客様もいらして下さり、勇気百倍です!!

 ということでスミマセン(^^;
 ちょこっとお着物のお話をお休みして、もしよろしければ、相変わらずの店主夫婦のヘッポコ山登り&絶景登山、お付き合い下さいましたら嬉しいです。
 
 今回はお客様からオススメ頂いた中央アルプス「千畳敷カール~木曽駒ケ岳」に行ってまいりました。紅葉目当ての登山でしたが残念ながら今年は早々と葉っぱを散らし、冬支度の山でした。

 ここが、千畳敷カール♪♪
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 実はここはもう2612m、ここまでロープウェイで上がることができるので、登山しなくてもこの景色を堪能することができます。ここは、今から約2万年前に、氷河により浸食されて形成された半円形の窪地で、畳を1000枚敷いた広さがあることから「千畳敷カール」と呼ばれています。
 
 向かったのは先週の土曜日、お店を閉めて急いで家に帰りシャワーを浴びて夜の中央高速ひたすら走り、登山口のある駒ヶ根IC付近の登山バス発車場所の菅の台バスセンター駐車場に夜中着にて、車中泊。なかなかにハードなスケジュールですが、お休みが何しろ少ないので頑張ってみました(^-^)

 土砂降りの中の車中泊でしたが、翌日は天気回復との天気予報を信じて、翌朝元気に出発です!
 ロープウェイ駅を降りると雨が止み、ガスガスの千畳敷でしたが、今回は初体験の大きな課題を抱えておりますので、とにかく登頂めざして Let's go!

 まずは、安全祈願!
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 千畳敷から、このルートで歩きます。駒ケ岳山頂はこの向こうのさらに向こう!だけど、まずはこの上へ。
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 ロープーウェイ千畳敷駅にはホテルもあり、向こうに見える建物がそのホテル千畳敷です。ここに宿泊すると、春夏秋冬素敵な景色を堪能できるそうですが、常に満室みたい(^^;
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 おっ、晴れてきた?
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 いや、そうでもないかな、あっという間にホテル建物もガスの中。八丁坂という急坂を登りますが、それほど難易度も高くなくて、登山経験なしでも楽しめそうな登山道です。連休ということもあり、たくさんの登山者さんたちで賑わっています。道迷いの心配皆無の快適な道です。
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 登りきると、宝剣山荘があり、ちょっとひと休み。とにかく寒くておぜんざいを頂きました。山荘をあとにして、次のピーク中岳を目指します。
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 中岳2925m到着!ロープウェイ駅から1時間半という、あっという間でしたが、何しろ大きくて広い山のスケールにすっぽり包まれているようで、なかなかな癒され感です。
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 中岳山頂から下に見えるのは、駒ケ岳頂上山荘、その向こうが駒ケ岳山頂です。全国に駒ケ岳と名のつく山は18座あるそうですが、駒とは馬のことで山の形が馬の形をしていることから名付けられたとか。山頂から向かって右になだらかな稜線は「馬の背」といいます。
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 実は今回は、ある大きな課題を担いでここまで来ました。
 そもそも私が山歩きを始めたのは、里山をゆっくりハイキングして日常のリセットしたいな、なんてことで夫を誘って歩き始めたのですが・・・それが近ごろ、な、なんと、イヤイヤ同行してくれてたハズの夫がいつの間にか前を歩き、そして、山小屋だ、絶景だと目標が勝手にどんどん高くなり・・・ヤバイんです(ーー;)

 で、今回の課題というのは・・・

 ある日夫が「別荘買ってあげる」というので、ウソ?どこにそんなお金?ないでしょ!我が家(ーー;)
 すると「大丈夫!どこでも別荘」って言うんだ(^-^)

 つまり・・・その別荘というのは、別名「テント」とも言うのだそうで・・・マジですかぁ(>_<)

 ここまで、テントはもちろん、シュラフという寝袋、敷ふとん代わりのマット、をワッショイと運んできたんです。なので駒ケ岳山頂に向かう前に、まずは今夜のお家を作らねバ!!

 それが、ここは猛烈な寒風吹きすさぶテント場!何しろ始めてのお家づくりで、意気揚々と家づくりを始めたものの、全然できない(;_;) 今晩の宿ができないのです!猛烈な強風に要領の悪さも相まって、真面目にヤバイことに・・・。

 すると、素晴らしい助っ人が登場!近くにテントを張っていた男性ハイカーさんが、声をかけて下さり、手とり足取り、というか、もうお家を作ってくれちゃいました!!こんなこと本当にあるんだって信じられないようなご好意に恐縮至極過ぎてもう言葉をなくすほど・・・素敵な出会いに感謝感激でした(´;ω;`)

 で、できた別荘はこちら。じゃん♪
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 一時は、山荘に無理お願いして片隅に泊めてもらうか?なんて思い始めたところでしたので、助っ人の方がまるで山の神様のように見えました。今晩一晩はお隣さんです。なんと心強いことか(^-^)

 すっかり安心して、いよいよ木曽駒ケ岳登頂へ。登りながらお家確認!良かった、あるある(o^^o)
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 サクッと20分ほどで、標高2956木曽駒ケ岳山頂です!
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 別荘買ってあげる!なんて大きく出た割には建てることのできないヘッポコ相棒ですが、山頂にてご満悦(^^;
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 さて、暗くなる前に夕飯の支度をしなくてワ!ということで今宵の我が家まで下りて来ると、テント場にもたくさんのお家が建ちはじめました。皆んな自分で建ててるじゃん!ホント勉強しなくちゃ(>_<)
 
 お空は青空、夕焼けにも期待が膨らみます。
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 早い夕御飯は、ビーフシチューとパスタをつくりました。もちろん赤ワインもワッショイと運んでまいりましたが、あまりに寒すぎてお外で食べることができなくてお家ご飯になりました。ワインも温めてホットワインしました(^^; 

 そうそう、前日までの蒸し暑さから油断して秋ウェアで来ましたが、周りの皆さんも口々に、真冬準備が必要だったって反省しきりの猛烈な寒さでした(;_;)そのためか空気が澄んで、夕暮れ間近のお空は幻想的な景色を描き始めました。
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 なんか、いい感じ。
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 そして、いよいよ、初日のハイライト!夕焼けショーの始まりです!!

 夕陽が・・沈む。
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 山肌も赤く染めて・・・。
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 沈むというか、落ちるっ!
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 今日一日とのお別れの瞬間を味わいます。
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 さよなら今日、ありがとう!明日もどうかよろしくお願いします!!
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 太陽がいなくなった空には素敵な余韻が残っていました。
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 そして、テント場には色とりどりのあかりが灯りました。
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 寒風がテントをパタパタ揺らす中、ここで眠れるのだろうか・・そんな不安がよぎりますが、頼もしいご近所さんに囲まれて、初めてのテント泊、サバイバルな夜がはじまりました(^^;

 皆んなも一緒だし、まさか夜中にクマさんがドアをノックすることもないだろうし、寝てる間に飛んでっちゃうこともないし、大丈夫大丈夫、そう言い聞かせている間に満点の星空の下、いつの間にか夢の中・・・

 そして翌朝、誠に見事な光景に息を飲むことになりますが・・・この続きは、ぜひまた明日。
 
 *今日わかったこと*
 意外なことにこの別荘、快適かもしれない・・・ヤダヤダどんどん山女になりつつあり(>_<)

 それにしても、山で出会う人は皆んな本当に優しい。ホントは・・・人は皆んな優しいんだ!下界ではちょっと忙しすぎるダケなんだよ・・・なんて(^^;

  ひとまず、おやすみなさいzzz。。。



 ※2日目「明けない夜はない」→http://somesan.exblog.jp/26272891/





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by someichie-tencho | 2016-10-12 19:46 | 山レポ

「北岳」登山(2日目) ~朝景&登頂編

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 夜が明けましたぁ~!!
 
 真夏の南アルプス「北岳」登山2日目レポートです。

 小屋での夜はぐっすりと熟睡。
 日頃の睡眠不足を3000mの天空で解消することになろうとは思いもよりませんでしたが(^^;
 今日はどんな一日になるのでしょう~ワクワク(o^^o)

 ※「北岳」登山(1日目)~夕景編はこちら→http://somesan.exblog.jp/26137082/


 2日目の朝4時起床!
 お天気はどうかな??
 お外に出てみると、昨夜東の空に昇った月は明け方には西へ。
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 暁の空に満月。
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 煙った雲を押し上げて、雲海の水平線が赤く染まり始めました。
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 甲斐駒は夜の帳をつんざいて、カッコよく登場です!
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 雲海の中からは富士山がニョキニョキと顔を出し、朝焼けの頂があわられました。
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 おはよう~富士さまぁ~(*^o^*)♪♪
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 朝日がゆっくりと高度をあげて、昨夕雲の海に沈んだ鳳凰三山が姿をみせてくれました。
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 これから登頂する北岳山頂斜面も赤く染めて。
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 そして、たっぷりと雲海をたたえた富士山は凛々しく背筋を伸ばし
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 やっぱり・・・絵になるネ。。。どっかな(^-^*)v
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 朝5時、この日最も青空に恵まれた瞬間でした。
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 そしてこの時、思いもかけぬ現象を目の当たりにすることになりました。

 ブロッケン現象!
 
 実はこの日もお天気がイマイチでした。なんとか東の空に輝く朝日は見られたものの、西の空は雲や霧に覆われていました。朝日に背を向けて雲霧に覆われた空を見ると、まことに不思議なことに自分の影が雲霧に映り、その周りには虹の輪ができました。
 これはとっても珍しいレアな現象で、色んな条件が一致しないと見ることはできないそうで、ホントに珍しい。自分が動くと影も動きます。まるで、私を丸く囲んでくれる「幸せの虹」です。
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 しばし、このブロッケン現象に大はしゃぎ、感動しきりで朝ごはんもそこそこに色んな格好してみました♪どんなふうにしても虹が自分をまぁるく取り囲んでくれる・・・不思議(°ω° )
 
 しかし・・・やばいことに、雲海の雲がダンスをはじめ・・・小屋のスタッフさんも、こんなの見たことない~!なんて大騒ぎに!皆んなで踊る雲をしばし見つめる。。。
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 そしてこのあと・・・あれよあれよと今から登頂するはずの山頂も小屋も雲霧に覆われてしまいました(;_;)

 でも、登頂セネバ!

 北岳山頂までは小屋から小一時間、標高差193m、あっという間のように見えて、実は厳しい岩場を登り続けなければなりません。なので、小屋に大きなリュックを置いたまま身軽な状態でレッツゴー!がオススメ。
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 キツイというより、怖い(ーー;)
 もし晴れていたらどんなにか爽快だろうと思いますが、猛烈な高所恐怖症でもあり・・・すれ違ったベテラン登山者さんに「簡単には登らせてくれないよ~北岳舐めちゃいかんよ!気をつけてね」と言われ、ますます恐怖が募る(>_<)
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 しかし、やればできる子です。ガスの中、ちゃんと登頂を果たしました!
 ガスガスで視界ゼロですが、山頂はリビング2つぐらいの広さ。たくさんの人が登頂の実感を味わっていらっしゃいました。私も、記念撮影~お願いします!
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 えっ?なんで?お地蔵さん!?
 北岳は遭難者や事故者も多い山、お地蔵さんに無事下山をお祈り!って、お地蔵さんは大事だけど、でも、私ボケてんっすけど(`・ω・´) そう?ということで、気を取り直して仕切り直し(・・*)

 ハイ(^-^)/ 無事登頂できました~!!
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 昨夜は十分な睡眠をとったヘッポコ相棒も今朝は元気復活で登頂に感無量(^^; 
 でも、俺の空は前途多難なり(>_<)
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 そして、ついに雨が降ってまいりましたので、急いで小屋に下山です。小屋に戻ると皆さん出発準備に追われていました。私たちも大急ぎで装備を整えて、小屋のスタッフさんたちにお礼のご挨拶を済ませ、名残惜しみつつ、下山開始!
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 今日はお天気よくなるって、昨夜誰か言ってたのに・・・これから1700m強の下山なわけなのに(;_;)すぐ下もガスってよく見えないし、怖い((((;゚Д゚))))
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 雨が振りつける中、下山下山。2時間ほどがんばると、昨日休憩をとった大樺沢二俣はすぐそこです。
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 大樺沢付近のお花畑へ。晴れていればどんなにか素敵な世界が広がっていたのかと思うと残念でたまりませんが、雨の中でもまずまず爽快!
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 雨の大樺沢。
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 帰りは二股分岐から白根御池小屋を目指します。
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 白根御池のすぐそば、今回は歩きませんでしたが「草スベリ」の麓には「フジアザミ」や「マルダケブキ」などのお花畑、雨に濡れるお花畑(^^;
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 さらに激しさを増す雨、ずぶ濡れの中やっとこさ小屋到着!
 白根御池小屋は新しい小屋でとても綺麗でした。ソフトクリームが美味しいそうですが雨で体が冷え切っていたのでカレーライスを頂きました。ここで前泊や後泊をする方も多いとのこと。ホントはここでもう一泊すると随分と体も楽なのだと思いますが、そうもいかず・・・もうここからゴールまで約2時間、ラストスパートです。
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 それが・・・ここで、ヤバイ膝がイタイと、これまた不調を訴えるヘッポコ相棒(ーー;)昨日の登山疲れと打ち付ける雨に足腰が冷え切って膝がガクガクです。日頃の鍛錬不足が爆発しゴール目前にして涙目に(´;ω;`)しかし、そんなこと言っていられませんから。何としても下りきってしまわねバならず、歯を食いしばって、最後は這いつくばりながら、なんとか(^^;ゴールにタッチ!!
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 ということで、、、無事に、日本で二番目に高い山、南アルプス「北岳」、登頂してまいりました。

 泣き言あり、絶景あり、出会いあり、雄大な景色と不思議な自然現象との遭遇にも恵まれて、有意義な夏休みを頂戴いたしました。

 なかなか、体力増強は難しいのでありますが、秋風が心地よくなる頃には、少しゆっくりまた素敵な山を訪ねてみたいと思います(^-^)

 最後に、山頂付近で出会った高山の花たち。
 3000mを超える高地にも、岩ゴツゴツの環境にも、打ち付ける雨にも、照りつける日差しにも、美しく可憐に咲く花たち。山を歩くたび、そのしなやかな逞しさに、いつも癒されます。山ではそろそろ秋の気配も。。

 左上から下へ)オンダテ、オヤマリンドウ、イワキキョウ、コバノコゴメグサ
 右上から下へ)タカネナデシコ、トウヤクリンドウ、シラネヒゴタイ、タカネビランジ
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 さっ、次はどこの山へ行こうかな(*^_^*)
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by someichie-tencho | 2016-08-26 16:33 | 山レポ

「北岳」登山」(1日目)~登山&夕景編

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 日本で一番高い山は!?それは、どちら様もよーくご存知の「富士山」です。
 では、二番目に高い山はどこでしょう!?
 
 二番目に高い山・・・それは、南アルプス「北岳」標高3193mです。ご存知でしたでしょうか?

 夏休みを頂いた後半に、その二番目に高い山!を登頂してまいりました(^-^)本日のブログは、恒例ヘッポコ店主夫婦の誠にヘッポコ山登り、今回は夕焼け朝焼けに照らされ雲海に浮かぶ「富士の絶景」とともに。毎度毎度、誠に恐縮ですが、もしお暇でしたらお付き合い下さいましたら嬉しいです。

 南アルプスはアクセス不便で山麓の観光開発も進んでいないので、お洒落な北アルプスに比べると地味で人気がなくて、登山をなさる方以外ではあまり知らせていなくて残念ですが、富士山にとても近くて、頂上付近からの雲海に浮かぶ富士の絶景はこの上ないものと言われます。

 ホントは個人的にはこの夏は北アルプス「白馬岳」の大雪渓を味わいたかったのですが、ヘッポコ相棒はヘッポコのくせに「北岳」を強く希望されまして、お洒落な白馬はまたの機会となり、富士の絶景を拝みにまいることに相成りました(^^;

 「北岳」は、北アルプスの槍ヶ岳や剣岳などの上級者の山に比べると、中級程度ということで、とはいえいつも初級の山ばかりを歩いていたわけなのに、傾斜度も全体に急勾配で、標高差も1735mでいつもの倍近い、とにかく登山距離長し。一泊二日山小屋泊まりの計画ですが・・・大丈夫かな私(ーー;)

 四の五の言っていても仕方ないので、登山前夜は山麓の芦安温泉というひなびた温泉宿に一泊し、翌朝4時起床で、登山口「広河原」行きのバスに乗車(登山口まではマイカー規制なので皆でバス)。バスの中で吉田沙保里さんの決勝戦の結果を知り、ガクン。お天気もどんより。しかし、山頂の絶景を期待して!!行くぞ「北岳」!!

 今回歩いたルートはこちら↓
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 実は私、20年も前に膝を手術し膝の半月板がありません、さらに数年前にはぎっくり腰から椎間板ヘルニアを発症し、膝も腰も持病あり!それでも歩けるコースを吟味した結果、特に厳しいと言われる「草スベリ」と「八本歯のコル」、ここを避けてコース設定をしました。行き帰りともに休憩込み約6時間半の山業です。

 行き:広河原→大樺沢→右俣コース→小太郎尾根分岐→肩の小屋(泊)
 帰り:肩の小屋→北岳山頂往復→肩の小屋→右俣コースで大樺沢→白根御池小屋→広河原

 ということで、まずは初日、ひたすら登るゾ!気合を入れてLet's go!!

 お天気予報では「晴れ」のハズだったのに・・・台風のせいなのか霧雨の中のスタートとなりました。
 北岳登山者が必ず通る、広河原の吊り橋。
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 吊り橋を過ぎると、やっぱり急勾配。こんな道を5時間も6時間も登り続けられるのでしょうか・・・ガンバっ!
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 大樺沢の道は沢沿いを登ります。ずっと水の音がして真夏なのに涼しい。こっちからで良かったね(^-^)
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 空はガス、登山道にも水が流れ落ちてきます。沢登りじゃないんだから・・・でも何か気持ち良いぞ。
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 ゴツゴツ、岩、岩。
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 スタートから2時間ほどで、大樺沢二俣到着です。ここは真夏でも雪渓の残る場所ですが今年は雪も少なくて春も暑かったせいか、殆どありません。ゴツゴツ。。ここいらで、朝ごはん。
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 ここからは、右俣コースというコースで進むことにしましたが、いや、もう、楽じゃない!前を歩くベテランそうな男性登山者さんに、今晩のお泊りはどこ?と聞かれて「肩の小屋です」と答えると、なんと「肩の小屋」のスタッフさんでした。分岐で道迷いが心配だったのですが、親切に教えて下さり、ラッキーでした。山では本当に皆んな親切です(^-^)
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 高山植物が咲き乱れる右俣コース。やっと青空!
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 ここで問題発生!なんとヘッポコ相棒、体調悪いとか言い出して(>_<) え~っ!?まだ半分だよ!どう具合悪いの?脱水症状だとか言うので、さっき水飲んだじゃん!でも飲めば飲むほど具合悪い!と言うわけで、それ飲みすぎじゃないの(ーー;) ともかくここでリタイアもできず、行くしかないから!

 休み休みヘナチョコ相棒を励ましつつ、ここを登りきればもう小屋だよ!ウソも方便(^^;とにかく頑張って!
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 ひたすら登り続けること2時間半、や~と尾根に出ました(^-^)「小屋どこどこ?」ヘッポコ相棒はそればっかり(>_<) もうそこだよ!もうスグ!
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 尾根道の脇は気持ちよさそうな滑り台みたい。ここ滑り落ちると・・・それはやっぱり滑落だよね、ダメダメ!
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 心地よい尾根道でせっかく気持ちを持ち直したと言うのに、えっ!ここ超える??いやもう南アルプス北岳、侮れません。
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 そして、本当にや~っと。あの頂は「北岳山頂」その下に見えるのは今晩のお宿「肩の小屋」。小屋周りということで色とりどりのテントが気持ちよさそうです。ヘッポコ相棒も・・・ようやくホッ(^^; もうそこだよ!
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 今晩のお宿「北岳肩の小屋」(標高3000m)です。「肩」というのは頂上を頭だとするとちょうど肩のあたりということです。ヘッポコが苦しそうなので、とにかく小屋にチェックイン!でも、がスってる。。。(;_;)
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 肩の小屋の定員は150人、もちろん雑魚寝。この日は満員で3枚の布団に4人。よそのご夫婦と4人で仲良くスペースを使いました。寝場所の巣づくりにお着替えの後、外へ。標高3000mで飲むビールが美味すぎ(^-^) これ以上もう歩かなくても良いと知ると、さっきまでヘタレこんでいた夫もいきなり元気になるという、現金なことで(>_<)
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 しかし・・・外はガスって絶景の富士は・・・(;_;)どうしよう。。。諦めきれないしっ、でもどうすることもできないし、寒いし・・・小屋はストーブを炊いていました。
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 この日の宿泊者、男女比率を見ると圧倒的に男性が多い。肩の小屋は昭和の山おやじたちの小屋、そんなイメージがぴったりの山小屋らしい山小屋です。
 富士山見えないかなぁ~なんて言いながら小屋の天上を見つめつつ、お昼寝(-_-)゜zzz…
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 しばらくすると、「富士山でたよ~!!」の合図がかかり、小屋の中がざわざわ。ヘッポコをたたき起こして外へ!す・る・と・・・(o^^o)
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 富士山キタ━(゚∀゚)━!
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 小屋のみんなもワクワクです。富士山を見るとなぜかバンザイをしたくなる不思議(^^;
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 これ、雲の上を歩くと富士山にたどり着けるよね!歩ける?
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 いや、雲、意外と柔らかいから歩きにくいんじゃない!?それにここ3000であっちの山頂3776、今日はもう疲れすぎてこれ以上は登れませんから、今日はここから手を振ろうヾ(@⌒ー⌒@)ノ
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 早めの夕御飯を頂いてまたお外に出ると、いよいよ夕焼け空が迫ってきました。
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 仙丈ヶ岳を照らす夕日。
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 カッコイイ甲斐駒ケ岳。
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 地上3000mでみる夕焼けに言葉をなくします。。。もう何も、下界で起きてることなんて、どんなことも、どーでも良いことのように思えて、ひたすら夕日を眺めてカップ酒。
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 夕日は西へ。
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 北岳から見る富士は東側。雲海の水平線、グラデーションがとても美しいです。
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 幻想的な空に浮かぶ富士山。やっぱりこの雲の海を渡る道があるといいよね。
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 鳳凰三山は雲海に飲み込まれそうです。
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 いよいよ、真っ赤へ。。。
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 そしてついに夜の帳が下りて・・・お月様登場。この日は満月!満点の星空も広がっていましたが、技量不足で星空撮影できず(>_<)。でも、久しぶりに見る星空はキラキラの欠片がはらはらと手の平に舞い落ちてきそうでした。
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 頑張った初日、かろうじて富士山にも、夕日にも、お月様にも、満点の星にも、会うことができ大満足で寝床へ。

 するとお隣の男性が足がイタイと嘆いておられましたので、いつも持参している湿布薬をわけて差し上げました。とっても喜んで下さり何かお礼をなんておっしゃるので、「いえいえ、もしまたどこかの山でお会いできたらその時に」そう申しますと、「了解、きっとまた山で!あなたのことは絶対忘れませんから」な~んて言われてしまいました(^^;。そして夜、「今日はイイ日だったなぁ~」そう寝言?でつぶやかれ、なんか・・ホント、良い日でした(^-^)

 夜8時半消灯!ですが、ヘッポコ相棒はよほど疲れたのか、8時前には爆睡。どこでもすぐに寝られるのが取り柄ですな(^^; 仕方ないので、今日出会った高原のお花たち、おさらい。

 左上から下へ、クサボタン、ヤマホタルブクロ、ウメハチソウ、マルダケブキ
 右上から下へ、キタダケトリカブト、オンダテ、アキノキリンソウ、イブキトラノオ
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 夜はイビキや寝言に悩まされることもなく、健やかに眠りにつくことができました。

 誰かが、明日は良いお天気になるそうですよ!そう教えて下さいました。

 消灯~!の合図とともに、素敵な夢の中へ。。。

 明朝はいよいよ「北岳山頂」へアタックです。

 北岳登山(2日目)~朝景&登頂編http://somesan.exblog.jp/26137848/



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by someichie-tencho | 2016-08-25 17:14 | 山レポ

夏の北アルプス「唐松岳」でプチアルピニスト気分(^^;

今日の東京は雨模様☂おかげで少し暑さもゆるみホッといたします。皆さまいかがお過ごしでしょうか?

本日はお着物のお話をお休みして、相変わらずで恐縮ですが、店主のプライベート山レポートなどをしてみようかと・・・すみません。でも今回は北アルプスなんです!だから画像もいつもと違ってちょっぴりスケール感があるかな(^^;なので、もしお暇でしたら少々お付き合い下さいましたら嬉しいです。

実は私、真冬の雪の日に産まれたからなのか?猛烈に暑さに弱いんです。なぜだか暑いと頭痛や吐き気体調不良をきたしてしまい(;_;)なので一般的に山シーズンと言われる真夏には、どうしてもハードな登山を躊躇してしまいます。

しかし、とはいえ、ベストシーズンであるわけで・・で、いつも何かと仲良くして下さる山ショップのスタッフさんに相談してみました。「とにかくとにかく涼しくて、ヘッポコな私たちにも大丈夫で、気楽で快適な山ありませんか?」すると、とっても素敵な山をご紹介頂きました!

ということで、今回は、先日の「海の日」って、え~っ(^^;海の日やっちゅうのに、北アルプス白馬連峰「唐松岳」標高2696mの天空の別天地目指して、ヘッポコ店主夫妻の登山レポートでございます。

ここ数年、夏の定休日は実家がらみの色んな用事に追われてしまい、真夏のちゃんとした登山は初!といっても良いほどなのですが、今回体感したことは、とにかく夏の山は高山植物がキレイ、可愛い、しかも咲き乱れるという感じ。素敵なニッコウキスゲの高原歩きも、ちょっと感動ものでした!
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「唐松岳」へのアクセスは、JR白馬駅から車で5分の「八方駅」から、な、なんとゴンドラあり!そうなんです。私たちヘッポコは2000を超え3000にも近いなんて雲の上には、下から自力はちょっと・・・(--;)、なのでやっぱり、またもや文明の力を借りての山業でございます。

八方駅からのゴンドラは長野オリンピックが開かれた八方尾根スキー場のゴンドラリフトで今も五輪のマークが残っています。そのリフトを乗り継いで、登山スタート地点は既に標高1830m。へへっ(^^; すでにもうかなり涼しい高原からのスタートでございます。往路4時間、復路3時間、標準タイム7時間プラス朝ご飯&お昼ご飯休憩込みで8時間ほどの山歩き。高山ということもあり、なかなか歩き応えのあるアルプスの山でございます。
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ではでは、高山植物のお花畑を行く楽ちんリフト、ややガスってはいましたが、朝7時スタートでLet!s Go!!
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リフトを降りてテクテク歩くと、あっという間に第一ケルンに到着。ケルンの向こう側には白馬連峰!アルプス来た~(゚∀゚)って感じでテンションが上がり始めます。
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実はここ唐松岳は、中腹にある「八方池」という雪解け池が有名で、その池までは歩きやすい木道が整備されています。山頂を目指さずに、八方池まで行って戻るというハイカーさんも多くて、観光気分で山歩きが楽しめるのも魅力です。

気持ちの良い木道。
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そして、リフトを降りて小一時間で、その「八方池」が見えます。青々とした池の色は、夏の美しい空を溶かしたようで、思わず、きゃーキレイ(o^^o)
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登山コースを外れて、池の辺りで朝ご飯にすることにして、降りてみると、これまた絶景ではありませんか!本当に、空も雲も白馬三山の山並みも、池の水に写し取られて、青、青、青~!!それになんと、カメラを向けたら向こう岸のハイカーさんが万歳してくれましたヽ(^_^)ノ
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さて、絶景スポットで持参したサンドイッチを頂きました後は、ここからが本当の山登り!すでにもう標高2060mではあり、頂上との標高差は大したことないものの、いやいや侮れませぬゆえ、気を引き締めてスタートです。

ここからは登山エリアということで観光ハイカーさんはいなくなり、ゴロゴロ石の連続です。決して歩きやすいとは言えませぬが、それでも青空がひたすら爽快感をあおりたててくれますので、歩け歩け♪
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そして、しばらく頑張ると、まるでご褒美のように涼しい風を感じると思ったら、なんと「雪渓」です。さすがアルプス、下界はうんと暑くても、真夏の日差しが降り注ぐ中でも、ここには雪が残るのですね。ハイポーズ!
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ハイマツの茂る登山道をひたすら進みますが、気温は低くても日差しが熱い!やはりこれが夏ということなんだ、日焼け注意!日焼けどめを上塗りして進め進め。
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するとまた小さな雪渓が!ちょっと一休みしましょうか。この季節に雪に触ることができるとは思いがけぬ体験です。
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この先は草原の坂道。とはいえ足元はゴロゴロ石や岩の連続です。ニッコウキスゲが咲く高原の夏の坂道。
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登りきると最後の目印、丸山ケルン、標高2430m。
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そろそろ、太陽の日差しが眩しすぎて裸眼では耐え切れなくなってきましたので、仕方なく、柄でもないけどサングラス~装着!目指せ、白馬連峰~!
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えっ?なんでしょう?振り向くとヘッポコ相棒が空を指差し、俺の空は晴天なり~(^^;
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高度が上がるほどに、ガスが湧いてきたり雲がかかったり、ガスの中に可愛い白いお花の群生を発見、何かすごく可愛いお花たち、これ何の花!?
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これ、高山でしか出会うことのない夏の花「チングルマ」です。夏山シーズンを逃してばかりでしたので、ずっと会いたかったのです、チングルマ!ややバテはじめてきたところでしたので、ちょっと幸せ(^_^)
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さて、ここからは真面目に頑張らないと!
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実は私、猛烈に高所恐怖症でもあり、何てことはないこの橋も左側はズドン、ズルズルと2500m。想像すると怖くて足がすくむので、見ないことにします。が、見ると雲が下にあり、もしかして落ちても雲さんの上でフワフワ♪なんてことはないわな!気をつけて。
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ほどなくして、やぁ~と、山頂手前の山小屋「唐松岳山荘」標高2620m到着です。
おっおぉ~!あれが山頂。なんとも美しい姿です。この景色だけで十分!なのですが、ヘッポコ相棒が、登頂して戻ってから小屋で昼ごはんだっ!って元気に申しますもので、休まず進め。あの頂へ!!
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見た目よりも何とかなるもので、崖場をズリズリしながらも20分ほどで山頂です。
これまた絶景!山頂はぐるりと360度の展望で、アルプスの山々が一望できます。おかげで強風にさらされる山頂ですが、ちょっとしたアルピニスト気分にどっぷり浸って、どうだ<(^^^)>
右肩奥に見える尖った山は、あれ、あれこそがかの立山連峰「剱岳(つるぎだけ)」です。ムフフっ(^_^)
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剱岳にズーム!!
立山連峰、立山の雄山には以前に雪山登山で登頂したことがありました。そういえばあの時もとっても怖かったのですが、山頂の醍醐味は忘れられません!でも、と、とはいえ、剣岳はねぇ・・・(>_<)とりあえず手を振っておきました。
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山頂はリビングほどの広さですが、大勢の登山者が登頂の清々しさを堪能されていました。もちろん私も(*^_^*)ここは雲の上!!
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もくもくっ(´∀`)
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唐松岳からは白馬三山への縦走ができます。できるものならチャレンジしたいのですが、一箇所たぶんムリだと思う難所あり。「不帰ノ嶮(かえらずのけん)」という崖場を通らねばならぬため、白馬岳に行くにはここからではちょっとムリかな。。。
あっちが白馬岳方面。いつかまたね。
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そしてこの足元から下がその難所不帰ノ嶮。何しろ「不帰」ですもんね(--;)
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そして、この先の稜線が「唐松岳山荘」方面。
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山頂で暖かいお茶を飲んで、ひとしきり風に吹かれてから、上がって来た道を降ります。だってお昼ご飯まだですしっ(^^;
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上から見ると意外となだらかに見えるのですが、振り返るとこんな感じ。ヘッポコ相棒が転げ落ちて来そうで怖いです(>_<)
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でも、こんな岩だらけのところに、発見!高山植物の女王「コマクサ」です。いやもう、このコマクサにも会いたかったのです!今回は、チングルマもコマクサも、会いたかった二大女王にお会いできてとても幸せでした。
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唐松岳山荘ではお昼ご飯を食べることができます。なのでカレーとラーメンを頂いて、のんびり。多くの登山者さんがお昼ご飯を食べていらっしゃいまして、丁度12時前ぐらい。とにかく風が強くて火照った体に心地よいです。

そういえば小屋前で、ベテランさんの男性が「あれ剣だよ!今日は天気がイイね」って話しかけて下さるので、「うん、剣さんに会えてワクワクです。でも私にはとてもムリです(>_<)」って申しますと「えっえ~っ!大丈夫ですよ!ガンバっ」って・・・いや、ムリだって、何しろ異常な高所恐怖症ですもん(;_;)でも、記念撮影は怠り無く、剣さんとツーショット!
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もっとズーム!立山連峰剣岳!
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そういえば、2時頃までには下山オススメと言われていました。白馬連峰は午後になるとガスに包まれてしまうことが多いので道を踏み外してはならぬため、早め下山。

だから、下山下山、連休最終日ということで帰りの高速渋滞も心配だし(^^;って降り始めて小一時間すると、本当にガスが上がってきてしまいました。
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八方池に戻る頃には真っ白。
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木道は先の見えぬ白い世界になってしまい・・・
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3時頃にリフト乗り場に無事に下山いたしましたが、表情が目まぐるしく変わるのもアルプスならではかもですね。もちろん、下界は清々しい晴れ!なのですが(^^;

ということで、本日も長々と夏山景色にお付き合い下さり誠にありがとうございます。
近ごろでは、山歩き始めました!ってお声もチラホラお聞きするようになり、ちょっと嬉しい限りです。ここ唐松岳は、八方池までの往復でしたらスニーカーで!登山はトレッキングシューズが必要ですが、たくさんの登山者さんがあり、道迷いもなく、日帰りで快適なアルプス体験のできる山でございます。ご興味ありましたら、麓にはたくさんの温泉宿がある白馬、夏のレジャーにもオススメです。

あっ、それと、紫外線対策にはサングラスが必需です。イマイチ馴染めない私ですが、ヘッポコなりにアルプスの景色を堪能してまいりました。もちろん下山後には温泉に浸り、本格的な夏に向けてパワー充電!また元気にお店番をしておりますヽ(・∀・)ノ
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あっ、ご心配下さいませぬよう!お店では、まるで別人のように、お着物でお迎えしておりますので、どうぞご安心下さいませ(^^;

明日もお天気が怪しいようですが、相変わらずセール継続ちゅっ!!お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄り下さい。

最後に、山でであったお花たち。
(左上)シモツケソウ(右上)ニッコウキスゲ(左下)タテヤマウツボクサ(右下)イワシモツケ
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(左上)キンコウカ(右上)ヨツバシオガマ(左下)ミヤマアズマギク(右下)クガイソウ
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お知らせ♪

7/7(木)~30(土) 夏のセール

夏もの全て20-30%off(一部秋冬物も対象)


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by someichie-tencho | 2016-07-21 17:53 | 山レポ

はるかな尾瀬 遠い空 ♬

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 “天上の楽園「アヤメ平」その時そこには多分あなたしか居ません”
 魅力的なコピーを発見して、関東地方梅雨入りとなった6月最初の日曜日、出かけてまいりました。

 ということで・・・本日はまたスミマセン(^^;)
 相変わらずのヘッポコ店主夫婦の山レポでございます。
 近ごろ、ヘッポコカメラマンの写真撮影枚数が無駄に増え、さらに歩く距離も長くなって、この山レポ長くなりがちですが、「店長さんの山歩きがとても気持ちよさそうだなと思って、私も山に行きはじめました♪♪」なんてお話をちょくちょくお聞きするようになりました。私たちは誠にヘッポコで、できるだけ楽ちんに、できるだけ楽しく、基本日帰りで、サクッと歩ける場所を選んで出かけておりますので、もしご参考になれば嬉しいです。

 今回は、尾瀬♪♪
 そうそう、水芭蕉に会いに、尾瀬!
 でも、2度目の尾瀬ということもあり、今回はうんと人が少ないレアコースを選択しました。

 「鳩待峠」(標高1591)~「アヤメ平」(1969)~「富士見峠」~「八木沢道」~「見晴」(1410)~「尾瀬ヶ原」~「山ノ鼻」~「鳩待峠」(1591)に戻るコース、反時計回りにぐるりと約20キロちょっと、標準タイム約8時間を、訳あって、休憩ご飯タイム込み約7時間で一周いたしました!(「山と高原地図~尾瀬」より)
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 このところずっと忙しかったり体調が思わしくなかったりしていたのですが、そういう時は行かねば!なのに前夜に足の小指をぶつけて腫れ上がり、痛い(;_;)歩けるかな?でも尾瀬だしね、心配を勇気に変えて頑張って早起きしたら、やはり調子が悪く、サービスエリアでトイレに駆け込んだりしていたために、スタート時間が遅延。しかし、帰りのバスの最終便は17:10と終了時刻を決められており、なので、使える時間は7時間しかありませんで、でも・・・きっと行けるよ、もし遅刻しちゃったら小屋で相談しよう、相変わらず根拠のない甘い読みで、今回もレッツゴー♪

 あっ、そうそう、尾瀬はマイカー規制があり鳩待峠まではマイカーは入れないので、戸倉というところの駐車場にとめてそこから連絡バスで約35分ぐらいで鳩待峠です。前回は東京から電車とバスで行きました。渋滞さえなければ車の方が早くて便利な気がしますが、都内から電車バスでも十分に日帰り可能です。

 さて、調子悪いわりには現地に到着すると不思議なぐらい元気復活で、今回もハリキッテLet's go!!
 鳩待峠は尾瀬ヶ原に向かう老若男女で大賑わいでしたが、私たちは「アヤメ平」を目指して、人っこ一人いない静かな登山口からスタートです。本当にびっくりするほど、誰もいない!
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 なので、急坂・ぬかるみ、クマ笹に覆われた所も多く、ちょっと真面目に登山になってますけど、それもそのはず、約400mの標高差を登るんでした。でも、ここは尾瀬!しばらく歩くとちゃんと木道が整備されています。木道で・・登る(^_^;)新緑が深緑に移りゆく頃、日焼けの心配もない清々しい登山道です。
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 小一時間も歩くと、視界が開けてきました。ここは「横田代」。おぉ~っ、やっぱ尾瀬だよね♪♪
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 ここでやっと人に出会い、そして、この日初めての水芭蕉です。
 まさに、水芭蕉の花、♬ 夢見て咲いている水のほとり♬ です。
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 体調不良は一気に吹き飛んで、足の小指は痛いけど、走りたくなって叫びたくなりました。うわぁ~(^O^)
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 みんなが歩く「尾瀬ヶ原」の木道もとっても素敵ですが、ここは標高が高いということもあり、清々しさは半端ないです。天上の楽園「アヤメ平」への期待も膨らみます。あれ、地平線!?
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 これを登り切ると、楽園「アヤメ平」です。
 実は「アヤメ平」はかつて高度成長期の登山ブームの頃、心無いハイカーたちに踏みつけにされて荒廃がすすみ、現在は湿原の再生が試みられています。山歩きは楽しいけど、ちゃんと自然の生態に敬意を払い、素晴らしい環境に身を置かせて頂けることに感謝して、マナーを守って歩かねばいけませんね!

 で、ここが天上の楽園「アヤメ平」。
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 空に浮かぶように見える山は、尾瀬の百名山「燧ヶ岳(ひうちがたけ)」です。
 本当に、空に浮かんでいる島にたどり着いたような錯覚を覚えます。しかも・・・ホントに人が居ない。360度のパノラマが広がり、ここに居るのはヘッポコ二人組みのみ!

 ♬ はるかな尾瀬 遠い空 ♬
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 燧ヶ岳にズーム。次回はあそこに登って、天空から尾瀬の湿原を眺めてみたいな、それはまた今度。
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 ということで、私たちしかいない楽園に大満足で、おかげ様で体調も完全復活となりました。イエイ(*^^)v
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 もっとゆっくりしたいのですが、タイトな時間割のため、急いで次の分岐点「富士見峠」へと下ります。
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 途中の山肌があまりに美しい緑のグラデーションで、これもまた猛烈に気持ちの良い景色でした。
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 こんな色彩の帯ってありかな(^-^)
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 富士見峠の手前の「富士見田代」、足元に、水芭蕉の白い花。
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 実はこのあと気づくことになるのですが、今年は暖冬で5月も暑くて、尾瀬ヶ原の水芭蕉の見頃は5月中旬だったとのこと。このあと行く尾瀬ヶ原の水芭蕉は殆ど終わりになっていましたので、今回は偶然にも標高の高いこのコースを選んで、水芭蕉に出会えて本当に良かったです。
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 さて、富士見峠から、尾瀬ヶ原のメイン通りへ出るため、「八木沢道」を通って「見晴」を目指します。しかし、この「八木沢道」につきましては、まったく想定外でした。何しろ今回は下準備不足、もうホント、尾瀬を侮ってはいけません。ジグザグのケモノ道のような登山道、しかも、しかも、真面目に誰も居ないのです。この道間違ってない!?大丈夫?500mも下山しなくてはならないため、結構な勾配の下りとなり軍手必須。
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 間違ってません!とヘッポコガイドが自信満々に言うので、仕方なく先を急ぐわけですが、地図を見ると「見晴」まで2時間強もかかる(ーー;)昨夜ぶつけた足指が痛い、無理、でも行かねば、若干無口に...休むとバスに遅刻するからむしろ駆け足~って、えぇ~(>_<)ちょっとだけ撮影を言い訳に大木の下で休憩。
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 そんなケモノ道を小一時間も歩くと、ようやく沢沿いの歩きやすい登山道へ。
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 でも、クマ笹に埋もれたりもして。。もし本物のクマさんに会ったら何て挨拶すればいい?
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 そして、もう、やぁ~っと、「見晴」到着です。遠かった。ふ~。でも、まさに、これぞ尾瀬!
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 「見晴」には数件の山小屋があり、ここでおそいお昼ごはんを食べました。そして、早速にも尾瀬ヶ原ハイクのスタートです。尾瀬ヶ原は2度目の経験ですが、前回は雨のハイクとなりましたので、この素晴らしいお天気に感謝です。振り返れば、あそこが「見晴」、そびえるのは燧ヶ岳です。
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 向かう「山ノ鼻」には尾瀬のもう一つの百名山「至仏山(しふつさん)」が座っています。あの山の麓を目指して快適な木道歩きの始まり!どこまでも広がる心地よい湿原の小道に遠い空は青々と美しく、元気を出して、さっ行くよ(*^^)v
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 竜宮十字路を過ぎ下ノ大堀川から望む燧ヶ岳。
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 尾瀬ヶ原にはたくさんのハイカーさんが歩いていますが、とにかく広い尾瀬には渋滞はありません。快適、快適です。
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 水面に写る空は遠くて高くて、素晴らしいロケーションでした。
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 至仏山が大きくなってきました。至仏山は花の山とも言われる素敵な山、ここも今度登ろうね!
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 残念ながら尾瀬ヶ原では水芭蕉はもう終わってしまい群生地などを見ることは叶わなかったのですが、その代わり一足早く夏の花「ワタスゲ」が咲き乱れていました。
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 意外にもとても可愛いワタスゲ。
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 触れるとホワホワのワタスゲ。
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 ほどなくてし、「山ノ鼻」に到着。予定時間よりも早めに到着できて、アイスなんかも食べちゃって、ここからは鳩待峠へ。水芭蕉の群生地では残念ながら葉っぱが生い茂り、お花は辛うじて一輪のみでしたが、早い夏のはじまり。
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 さて、バス発車まであと30分、バス停までの登り階段駆け足!!
 そして、何とか最終バスの発車前に帰還でき、足の小指は腫れ上がってしまいましたが、尾瀬での長い一日が無事に終了となりました。

 それにしても、今回は、尾瀬の色んな表情を見ることができました。
 尾瀬といえば、広い広い湿原にどこまでも続く木道ですが、でも、そればかりではないのです。尾瀬はうんと広いのです。標高差500mの高原は、山道あり、天上の楽園あり、ケモノ道あり、沢沿いの道あり、盛りだくさんに楽しむことができました。

 尾瀬ハイクはご経験のある方も多くいらっしゃることと思いますが、もし機会がありましたら、天上の楽園「アヤメ平」も本当におすすめです。ぐるりと周回しなくても、鳩待峠からのピストンや、尾瀬沼への縦走も可能かと思いますので、時間と体力にあわせて、色んなルート計画が立てられるのも魅力です。

 またまた、おまけに恐縮ですが、まだまだ未熟なヘナチョコカメラマン&ヘッポコガイドの山友です。睡眠時間4時間でも眠くない、尾瀬はスゴイな!って平凡な感想を申しております(^^;)
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 梅雨入り前、わが家では、ひと足早い「夏の思い出」づくりとなりました。

 とはいえ、夏はまだまだこれからでございます。
 このところ、疲れが溜まり過ぎの店主でしたが、美味しい空気も、お空のパワーも満タンに充電してまいりました。また元気にお店番をしておりますので、ぜひ皆さまにお会いできますのを楽しみにお待ちしております。
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 ー2016.6.5 尾瀬より、店主のむら(^_^)v


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by someichie-tencho | 2016-06-09 17:03 | 山レポ

山峡に涼と癒しを求めてGWハイキング(^^♪

 GWが終わり日常が戻ってきました。と思えば雨の月曜日、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

 お店もちょっぴり連休を頂戴いたしましので、今日は定休日ということでお許し頂きまして、またまたちょっと長いのですが、店長のささやかなGW新緑の山歩きレポートなどをしてみたいと思います。
 今回のヘッポコ店長夫婦の山レポは都心近くの気楽なハイキングですので、もしご興味ありましたらお付き合い下さいませ(*^^)v

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 ここは、入間川!池袋から西武新宿線に1時間乗ると到着できる「飯能(はんのう)」からの新緑ハイキングでございます。

 しかし、、、それが、実は、やっとお休みできた5月3日、本当の行先は群馬県の「榛名山」外輪山を巡り榛名湖に写る逆さ榛名富士を眺めて昼ご飯なんて計画していました。が・・・、信じられないことに私たちヘッポコはマイカーで向かってしまいました。何しろ10年ぶりのマイカー生活をはじめたばかり、車で行きたくて、なのに、GWの高速渋滞状況の知識経験がなさすぎ(;_;)

 首都高から関越道に入る手前から大渋滞、やがてピタリと止まってしまい・・これではとても登山どころではないわけで、どうしよう・・・で、頭をぐるぐる回して、こうなったらもう行先変更ですな!早く高速降りなきゃです。でもせっかくの休日、どっか近くに、気楽な山、ありませんかぁ~!?

 で、思い出しました。時々ハイキングをなさるお客様からお聞きしていた、入間、飯能のハイキングのこと!ほぼ2時間も関越道でのろのろ、すると圏央道への分岐がやってきて、よし、もう、飯能、行きます!やっと渋滞を逃れたものの、飯能ハイキング!?下調べも地図もなし(-_-;)

 とりあえず駅に行こう!駅には観光案内所があるじゃん、聞いてみよう、バリバリ山歩きファッション身を包んでいる中年夫婦だし、見捨てられたりしないよ・・とにかく渋滞を逃れてスイスイ飯能駅。すると、すごいです飯能、老若男女のハイカーさんでいっぱいで、観光案内所ではこんなパンフレットを常備されていて、ふむふむ、案ずるより産むが易しとはこのことか(^^;
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 で、決めました!
 飯能駅~展覧山~多峯主山~吾妻峡、10.2㎞の森あり川ありの魅力的なハイキングコースを歩きます。だって何しろこのコースは新日本歩く道紀行「森の道100選」認定コースだそうで、ワクワク。
 朝6時前に自宅を出て約4時間もさまよって、やっと、やぁ~と、今回もLet's go!

 飯能駅からスタートして商店街てくてく、商店街のロゴはウサギ?なんか予期せぬ親近感(^^;
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 白象のいるお寺「観音寺」。白象はお釈迦さま誕生を予言したのだそうで、とりあえずお参り。
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 そしていよいよここから新緑の森林浴、奥武蔵自然公園入口です。新しい緑が何とも鮮やかでちょっと感動です。やっとやる気がみなぎってまいりました。
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 そして最初の目標地点「展覧山」あっという間に登頂~!ガッツリ登る派の私たちには物足りないものの、考え方を変えて、今日は新緑ぶらぶら散歩(^^♪
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 見事なツツジが新緑とのコントラストでとっても美しく咲き誇っていました。
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 せっかくだから、ツツジの下で。。
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 アップダウンもあまりなくて、日焼けの心配もなくて、とってもわかりやすいハイキング道。予備知識なしで来てしまったわりには、わりと快適!
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 眩しい緑にレンズを向ける夫を置き去りにピョンピョン。
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 ピョンピョン、ぴょんぴょんぴょん??
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 どんどこ歩いていたら・・・やっぱり準備不足・・なぜかプチ迷子に・・・。すると、とにかくどこでも知らない人に声をかけられてしまう私たち(^^;今回はこんなタイミングで声をかけて下さる人がありました。
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 あれあれ山ガールさん(ガールじゃないけどまっいいか(^^;)どこ行くの?とおっしゃるので、次の山です!というと、色々な道があるから案内してさしあげましょう~というこの方はボランティアガイドさんとのこと。駆け寄ってきたプチ迷子2号にガイドさんを紹介して、ここから次の山「多峯主山(とうのすやま)」まで3人で歩くことに。
 しかも、ガイドさん、せっかくだから普通の人が歩かない道を案内して下さるということで、山中での素敵な出会いに感謝して、スキップしながら歩くことに(^^♪
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 山草にもとってもお詳しくて、歩きながら色んな野草のお話しをして下さいました。
 干ばつのせいで少なくなってしまったそうですが、今が盛りの山藤。
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 花火みたいなかわいいお花、今からが見ごろだそうですが、この子は咲いてた「ドクセリ」
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 途中で珍しい木が・・・これはコナラがヒノキを抱っこしてる不思議な2ショット!
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 ガイドさんは定年退職後に西武鉄道のボランティアガイドさんに認定されて、お天気の良い調子の良い日には山にいらっしゃるのだそうで、息子さん家族と一緒に暮らしていたけど犬が3匹元気なお孫ちゃん3人のお家は賑やか過ぎて、現在は山の近くに隠居家を構えて悠々自適の一人暮らしだとのこと、そんなお話もしながら、一期一会の山歩きはなんか楽しいです。
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 多峯主山山頂下の「雨乞い池」。水が枯れたことのないこの池は息を止めて7週すると竜が出るのだとか(*_*)ガイドさんもまだ見たことないらしいけど(^^; そして山頂到着。
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 山頂はとても込み合っていましたので、山頂付近の常盤が丘でお昼ごはんにしました。多峯主山は義経の母、常盤御前ゆかりの山でもあり、ところどころに逸話が残っています。

 ここで、ガイドさんとお別れです。急な予定変更で来てしまったのに、思いがけない出会いに恵まれて楽しい道中でした(*^-^*)ありがとうございます。
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 この先はお花畑ような里山の下山道を歩いて入間川上流の名栗川、吾妻峡へと向かいます。

 新緑のグラデーションの道。
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 ハルジオンの咲く頃♬
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 蝶々が遊びに来ていました。
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 里山の小道を歩くと郷愁がこみ上げてきます。
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 名栗川の河原へ降りる途中、マーガレットの咲く可愛い畑を通りました。
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 アヤメも見頃。
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 川を渡るドレミファ橋というそうです。なぜか意外とビビるのですが、川岸ではワイルドな男の子たちが休日バーベキューを楽しんでいました。
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 山から川沿いの道へ、変化に富んだハイキングコースに大満足。
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 汗ばむ日でしたので、できれば水浴びしたいぐらい。
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 マイナスイオンたっぷりの水辺でコーヒーなんて沸かしちゃって、ひと休みしました。
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 この河原には、「兎岩」という岩があるとのことでちょっと楽しみに歩いてみると、あった!なるほど~兎がちょこんと座った岩です。お尻をナデナデしてみました(^^♪
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 水辺のシダも青々と茂り、新しい緑の季節が始まったことを実感!
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 見上げれば何とも爽快な緑の大きな傘の下、思いがけない場所で思いがけない出会いに恵まれた休日のひと時でした。
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 あっ(^^;今回はガイド役ご免となった夫でしたが・・・
 いやね、里山はここに暮らす人たちの気配があって良いよね!森林限界を超える岩だらけの高い山頂はチャレンジするには良いけど、草木が生き生きと茂る豊かな山には心の癒しを感じるね!(by夫)そうね、でもそれ、ガイドさんの受け売りだけどね(^^;
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 本日は長々と森林浴にお付き合いを下さり誠にありがとうございます。でもここはとても安心なハイキングコース、ご経験のある方もいらっしゃるかもしれませんが、これからの季節はますます魅力的な場所だと思います(o^―^o)

 連休明けから雨に打たれる日が続きそうですが、いよいよ季節は初夏へと移り変わります。
 またのんびりとお店番をしておりますので、ぜひ遊びにいらして下さいませ。


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5/24(火)~28(土) 盛夏展

江戸小紋の職人さんが染める「伊勢型紙手付の浴衣」をはじめ
夏のコーディネートをご紹介します


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by someichie-tencho | 2016-05-09 19:06 | 山レポ

三ツ星の山へ、お花見登山!

 都内での桜はあっという間に葉桜となり、清々しい青葉の季節がやってまいります。
 皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

 今年の桜はもう終わり、いよいよ初夏のコーディネートを続々!となるはずなのに・・あれ?すみません。
 店主の趣味は山歩き、たまに運動不足の夫を誘ってヘッポコ登山を楽しんでおります。それが近ごろお客様に「最近お山に行けてないんですよ~」って言うと、「えっ、とっても良く行ってらっしゃるように思うわよ」といつも言われる私ですが(^^;)でも3月は忙しくて休日出勤続きでヘトヘト、どこにも登れなくて、しかし先日や~っと行けました!
 
 実は、へへっ(^^; しつこく桜を追いかけて、今回は山桜ハイキング~奥高尾の巻でございます。

 高尾山といえば、ミシュランガイドで三ツ星を取得したという山。三ツ星の山は富士山と高尾山だけ!
 都心から小一時間の近さと、幅広い年代が楽しめる低山登山、ハイキングコースも豊富で充実しているし、四季折々の花の美しさ魅力的で、奥が深い高尾山、ということで三ツ星かな(^-^)

 曇り空の一日でしたが、春の山は、何とも気持ちが良くて、日焼けの心配も暑さバテもなく、ヘッポコ中年夫婦の山歩きにはとても快適な日でございました。

 今日は、お着物のお話お休みで申し訳ないのですが、もしお暇でしたら、店主のプライベートブログ、ちょこっとお付き合い下さいましたら嬉しいですm(_ _)m
 
 ということで、皆さま「山桜」ご存知ですか?
 
 まずは、この季節、陣馬山頂では、広い空に悠々泳ぐ鯉のぼりが出向かえてくれます(^-^)
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 でも、この鯉たちに会うためにはちょっとした試練があるのですが、今回は縦走登山ということで、陣馬山登頂までの小一時間だけガッツリ登山!その後は、距離こそ長いものの快適なハイキングでございます。

 高尾駅にマイカーを駐車し、高尾駅北口から登山口まではバスに乗ります。スタートは陣馬高原下バス停。
 今回のコースは「陣馬山」~堂所山~「景信山」~城山~「高尾山」まで18.5キロのロングハイキングです。
 歩いたコースはこちら。(ご興味ありましたら地図も画像もクリックで拡大します!)
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 では、早速いつものようにLet's go!
 陣馬高原下バス停を降りるといきなりソメイヨシノ満開!
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 ここから少しアスファルトの道を緩やかに進むといよいよ陣馬山登山口です。
 なかなか良いぞ!スキップ&早足で登山道へ突入~♪
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 がしかし、えっ、ここ登る?え~っまたぁ~!?今日はラクラクハイキングのはずなのに・・・仕方ないガンバロ♪
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 こんな木根の道、けっこう勾配もあるし・・え~っ(>_<)
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 あとどのくらい?
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 もう少し。。
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 相変わらず大げさですが(^^;)山頂手前になると木根道から脱出でき、あっという間の登頂です。
 実は、この季節の高尾山は山桜ももちろんですが、このミツバツツジがと~っても綺麗です。
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 そしてさっくり登頂!陣馬山は北条氏を攻めた武田氏が馬の陣を張ったとかいうことで、山頂には白馬像が有名ですが、テッパンの撮影スポットにて記念撮影!
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 本当はもっと富士山が綺麗に見えるはずでしたが、この日は曇り空で残念です。意外と近い。
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 陣馬山頂の山桜はまだ3分~5分咲きという感じですが山はうっすらとピンク色。
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 山頂の山小屋でシャーベットを食べました。何しろひと汗かいた後でしたので、とても気持ちが良くて大満足。ですが、お昼ご飯は景信山と決めていましたので早速先を進まねば!
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 登山道は全体的にとても整備されていて歩きやすいです。でも、この当たり(陣馬山~景信山)の山桜は5分咲き。
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 距離はありますが、ハイカーさんがとっても多い上、分岐の表示もしっかりしていて道迷いの心配なしです。
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 てくてくおしゃべりしながらお散歩気分で歩けます。
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 陣馬山からおよそ2時間半でお昼ご飯目標の「景信山(かげのぶやま)」到着。景信山へは色んなルートで到着される方の分岐点で、茶屋には大勢の人がお昼ご飯休憩中でした。
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 「山桜」も満開!
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 ご存知ですか?山桜。
 山桜は、葉っぱと花が一緒に咲くのですよ。素朴な桜がちょっぴり疲れた体と気持ちを和ませてくれます。
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 そして、このルート名物の「なめこうどん」と「山菜のてんぷら」にノンアルコールビールでお昼ご飯。実は奥高尾山縦走ルートは茶屋がたくさんあります。1時間置きにあると言っても良いほど!そのため「食い倒れ」ハイキングコースとも言われたりして、目移りしますが、高尾山頂を除けば、ここ景信山が一番充実しています。
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 山頂からの山肌の美しいことと言ったら・・・薄ピンク色になるこの季節、自然の色彩には心癒されます。
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 実はここで、思いもかけぬ出来事がありました!
 と申しますのは、私たちヘッポコは本当に良く撮影を頼まれます。この日も何度頼まれたかしれません^^;
ここ景信山で頼まれたのは高齢の男性でした。いいですよ喜んで!とカメラを受け取ると、お嬢さん?と思しき女性を呼んでお二人で並ばれました。そしてお父さんはバッグの中から、いやポケットからだったかな、たぶん奥様と思われる遺影を出されて胸の前で大事そうに抱えて、お願いしますと言われました。
 思わず私は、うんうんと頷いて不覚にも急に涙が頬を伝ってしまいました。きっとご家族の思い出の場所なのだと思います。きっと先ごろ旅立たれたのかな・・お母さん、この景色が見えますか?

 山歩きは、色んな人と出会います。一期一会の出会いですが、ここでは皆さんとても親切で、心地の良いふれあいを味わうことができます。そんな出会いも山歩きの嬉しいところです。

 さて、先を急がねば!
 中央自動車道では渋滞のメッカ小仏峠ですが、山の中にはたぬきがどこ吹く風と笑っています。
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 城山付近からは、その中央道と相模湖が見えて、あっ中央道空いてるなんて(^^;)そうそう、相模湖に下山するというルートもあるね!いつかネ!
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 城山山頂付近には可愛いピンク色の桜並木がありました。ここも・・まだ5分咲きでしょうか?ちょっと名前がわかりませんが、これも山桜。通りすがりのハイカーさんたちからも「なんて可愛い桜」と歓声があがっていました。
 似合う(^^;)?
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 そして、ついにやってまいりました!まさに思い描いていたような、お花見登山!ここは「一丁平」への道。
 ま・ん・か・い♪です!!
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 山桜は樹齢200-300年と長生きで、しかも背が高くて包み込まれるようで、ものすごく癒されます。
 ゆっくり行こう!
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 一丁平はソメイヨシノも咲き誇っています。山でこんなお花見ができるなんて、本当にガンバって良かった。
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 どっかな?
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 もう・・・最高♪
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 ミツバツツジも満開でため息が出そうです。実際のスケール感が画像では伝わらないのがものすごく残念!
 一丁平から高尾山山頂までは1時間ほどです。なのでここへは高尾山からのハイカーさんもあり、高尾山からですと、あっという間にこの場所に浸ることができます。
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 名残り惜しいので桜と記念撮影しておきました。
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 あっついでに・・・ヘッポコ相棒カメラマンも。写真嫌いで困ったもんだ(ーー;)
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 最後に、高尾山頂のお約束の記念撮影にて。この後は一号路でサクッと下山しました。おっとその前に、また高尾山頂で名物「とろろそば」を食べて、薬王院にてぶどう酢入りのソフトクリームで〆です。あちこちで食べまくって、休憩込みで約8時間の山業、「お花見」満喫&「食い倒れ」で満腹のハイキングでした(^^;) 
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 本当にたくさんの桜と春の花に迎えて頂きましたので、最後に今盛りのお花を少しだけご紹介!

 やはり圧巻、言わずと知れたソメイヨシノ。
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 山で出会ったお花たち。
 左から)タチツボスミレ、カトウタンポポ、ムラサキケマン、レンギョウ
 右から)モミジイチゴ、ヤマツバキ、やまぶき、ミツマタ。
 今は春のお花が真っ盛りの高尾山です。
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 薬王院のしだれ桜。
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 そして、ご存知ですか?これが山桜。
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 「ならひありて風さそふとも山桜 尋ねるわれを待ちつけて散れ」

 私が尋ねるのを待ってから散ってね!西行法師さんもそのようにおっしゃっていらっしゃいますので、今週末などはまだまだ見頃、山桜が待っていてくれているかもしれません、東京地方の方には身近なオアシス、思い立ったら、日頃のリセットに高尾山!オススメです(^-^)

 さっ、次はどこの山へ行こうかな・・・。
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 本日はスペシャルに長い日記にお付き合い下さり誠にありがとうございますm(_ _)m

 明日からは、明日こそは、来週予定しております「夏とひとえの新作展」。こんな日記を書く傍らでは、プリンターが体を揺すってダイレクトメール印刷に精を出しております(^^;) 明日からは、初夏のコーディネートご提案なども始めさせて頂きたいと思いますので、どうぞお楽しみにして頂けましたら嬉しいです。 

 山も楽しいけれど、もちろん、お着物コーデが楽しい春です♪♪
 どうぞぜひ、またぶらりと、ブログにも、お店にも、お訪ね下さいましたら嬉しいです。
 お会いできますのを楽しみにお待ちしております。

 ありがとうございます。
 

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4/19(火)~4/23(土)
「夏とひとえの新作展~今年の夏のお支度展~」
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by someichie-tencho | 2016-04-12 17:59 | 山レポ

だぁれもいない風雪の山に…正体は雪女!?

 今年はやっぱり暖冬なのだと思います・・・。
 標高2000mの雪山でも、雪の量は例年の1/3、雪でなくて雨が降るんですよ(ーー;)と山小屋のご主人がおっしゃっていました。
 
 ということで、またいきなりすみません(^^;バレンタインデー翌日の月曜日、春の嵐の中での山業、「八ヶ岳中信高原国定公園美ヶ原風雪のトレッキングでございます。突然にまたプライベート日記となってしまいごめんなさい。でももし万一、ご興味ありましたら“店主の正体、実は雪女だった(^^;”お付き合い下さいませ。
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 山登りの醍醐味といえば色々あるのですが、一番の楽しみは、圧倒的なスケールの自然の中にこの身を預けることができることです。とりわけ、夕陽の暮れる空と山の色、満点の星が輝く漆黒の夜、幻想的な朝陽に照らされる夜明け・・・。
 でも、私の山登りの相棒は夫、実は私たち共通の休日は週一日しかありませんので、その景色を体験するには、あらかじめ画策して時間を作らなければなりません。で今回は、満を持して休みをつくり、標高2000mにある「山本小屋」さんに陣取ることに決め、期待に胸をふくらませて参りました。

 がしかし・・・期待はあえなく裏切られ、これまた偉大な自然から与えられた過酷な試練に耐える山業となってしまいました(;_;)

 美ヶ原は日本百名山のひとつ、標高2000mの広い広い高原の山です。今回の目的は登山というよりも、雄大な自然を体感すること!なので、いつもよりもうんと楽チンなトレッキングと侮りやってまいりました!

 到着直後は、こんな青空も見えていました。
 それにしても・・・雪が少ない。例年ならば高原は一面真っ白になるはずなのですが・・・。
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 本番は翌日だけど、翌日もお天気が心配だから先にちょこっと歩きましょう~!それにしても広い、すごく広い、あの地平線の向こうへ、どこまでも駆けて行きたい気分が盛り上がります。お気に入りのスノーシユー(現代版かんじき)を履いてレッツゴー♪するとすぐに・・・大きな空はグレーのグラデーションに包まれはじめてしまいました。。。
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 「美しの塔」という美ヶ原のシンボルです。美しの塔は、そもそもは濃霧になることの多い高原での遭難防止のための濃鐘。この怪しげなお天気の日はいよいよ鳴らすのか?と思いきや、実は人影なし(>_<)
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 お天気がよければ、猛烈な絶景に出会えるはず、アルプスの山々が夕日に照らされるはずでした!かろうじて見えたのはこんな感じ。。。
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 遮るものの何もない、大きな空と広い高原は猛烈なスピードで雪雲に包まれて、あっという間にモノトーンの世界となってしまいました。
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 相棒は・・どこ??ちょっと待って・・・。
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 仕方ない、今日は諦めて、明日に期待を託そう!何しろ明日は晴れマーク・・・のはず、でした。。
 そして小屋で美味しい「キジ鍋」に地酒、お風呂を堪能して早々に就寝、翌朝起床は5時~!!むふふっあれ?私の朝日はどこどこ?急いで着替えて外へ。。。で、あれ?なんで??ヤダ!やだやだ!朝日~どこ?それがどうやら昨日にも増しての荒天となり、違う意味で幻想的な白い一日の始まりとなってしまいました。。
 ちぇッ(´ω`)
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 みるみるうちに吹雪が容赦なく打ち付けてきて・・・ヤバイ、まつげが凍る・・・。
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 一旦小屋に戻って朝食を食べて態勢を立て直すことに!地図を広げて予定コースの見直し、議論の末にコースを短縮し、イザ出陣!
 今回の雪中トレッキングは、(ホントは茶臼山にも登頂予定でしたが諦めざるを得ず)、山本小屋~美しの塔~塩くれ場~王が頭~王が鼻~アルプス展望コースを経て~鳥帽子岩~百曲り園地~美しの塔~山本小屋の周回コース、通常の無雪期タイム約3時間半。これ、歩きます。
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 早速、美しの塔・・・まっ、これはこれで、なかなか見ることのできない幻想的な景色ではありますな!
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 誰も歩いていない高原、貸切状態です!
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 こんな日は、ウェアの上にゴアテックスというレインウェアを上下着込んで、まつげ予防(笑)にサングラスも着用し、雪の彷徨に備えてライトやコンパスもポケットに詰め込み、非常食にドリンクも持って、こんな重装備!ただ一点、後に大きな後悔をすることになるのは・・・長い髪の毛を帽子の中に入れておくべきだった(ーー;)すでに凍りはじめて・・・でも今更仕方ないので、前へススメ!!
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 途中、雪上車とすれ違いました。王が頭(美ヶ原山頂)には予約の取れないプチ贅沢なリゾートホテルがあるのですが、そのホテルのお客様送迎用の雪上車みたいです。へぇ~いつか泊まってみたいものですが、ご縁あるかな・・・?
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 そして、ここがその「王が頭」。すぐ先にそのホテルの建物があるのですが・・・吹雪で見えません。
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 ここまで風雪の中を小一時間歩いたところで、な、なんとすっかり浦島太郎状態!髪が凍りつき・・・真っ白になってしまいました(°ω° )うそでしょ!?竜宮城にも行けてないのに・・・(;_;)
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 ここから「王が鼻」へむかう道は樹氷の中のハイキングコースです。晴れていればどんなにか美しい樹氷ですが、もう良いんです(^^;水墨画のような樹林帯。
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 こんな日のトレッキングでも、それはそれで意外に楽しい~だって、美ヶ原、マジで貸切り♪
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 激しい風雪の中ではありますが、相棒のつけたトレースを進みます!雪山パトロール隊さながらの夫です。
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 そして「王が鼻」を折り返して「アルプス展望コース」を進むのですが、展望???なしです(;_;)仕方がないですが、それでも歩きやすい雪道なのは、さすが高原「美ヶ原」です。
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 歩いている間じゅう、実は何も考えておりません!この何も考えずに、ただただ雪の中にいるって感じがたまらなく好きです。。。
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 あっという間にアルプスコースを過ぎて「塩くれ場」に向かいます。このあたりになると、朝から降り積もった新しい雪が凍った地面を覆って、もふもふで気持ちの良い雪道になりました。
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 わーいヾ(@⌒ー⌒@)ノ
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 大はしゃぎで美しの塔に戻ると中に温度計が・・・見てびっくり(゚o゚;;ゲゲゲッ、な、なんと、この日の気温はお昼時というのにマイナス17度でした!そりゃ~ポカリスエットも凍るはずです(^^;
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 そして、雪中トレッキング4時間も経つと、こんなことに。。。もしかすると正体は雪女!?しかもかなり頼りない雪女(^^;とりあえず濃鐘を鳴らしてみたりして、遭難する人がありませんように!最後に大事なお仕事も終えて、美ヶ原、雪の彷徨、終了でございます(^^;
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 期待していた夕焼けも、満点の星空も、輝く朝日にも会うことは叶いませんでしたが、かわりに大いなる自然に厳しい試練を与えて頂き、頑張った甲斐あって、美しいスモーキーホワイトの世界をたっぷりと堪能いたしました。

 晴れた日にはどんなにか美しい展望を味わえたかと思うとちょっぴり悔しい気持ちではありますが、山ではもしかすると、晴天に恵まれる日よりも荒天に泣く日の方が多いのではないかと思います。ひょっとして人生も同じかもしれませんが・・荒れるお天気の日に耐えるからこそ晴れわたる日が心の底から嬉しいわけで・・・、きっといつかもう一度、「美ヶ原」、リベンジしたいと固く誓った山業でございました(^-^)
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 本日はスモーキーなモノトーンの世界を長々と繰り広げて、お付き合い下さり誠にありがとうございます。今日の東京は随分と暖かな一日でございましたが、気温が下がったり上がったりして本格的な春に向かうのかと思います。花粉も飛び始めたようで、どうか、どちら様も季節の変わり目、ご自愛下さいますように!

 明日の土曜日も元気にお店番をしております。そろそろホントに春準備!ぜひお出かけ下さいませ。


(おまけ)
 凍りついた体を解凍するために、帰り道の立ち寄り湯は、上諏訪駅から徒歩5分諏訪湖畔の「片倉館 千人風呂」で温まりました。大浴場は1.1mという深さで底には玉砂利が敷き詰められていて浴槽を歩くと足つぼマッサージできます。昭和3年の建物だそうです。解凍完了後、特急あずさで一路東京へ!! それにしても、山を下りたら青空って・・・(>_<)
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by someichie-tencho | 2016-02-19 17:54 | 山レポ